仕事

仕事の中にも人間味を

本日は,
定期的な検査のため,
家の近くにある診療所で検査を受けて帰ってきたところです。

そこで思ったこと,仕事のことの雑感をさくっと書き留めておきたいと思います。

そこの診療所は,確か4年くらい前に開業されて,
直ぐにいい評判が広まって,
いつも受診される人でいっぱいです。

今日は指定された11:30に行くと,
診療所の外にまで受診を待つ人が溢れている始末。
診療所の中も座るところがないほど人がいっぱい。
今日は3月なのにとりわけ寒いのにね,
受診しなきゃいけない人が外に出て待っているのは,かわいそうだな。
と思いました。

で,私は検査予約だったので,直ぐに通され,検査準備に。
看護師さんに「いつもより受診される方が多いので,ちょっと待っててくださいね~」と,
言われ,確かにすごい人だからと,
「はーい」と1時間弱位待ってました。

その後,麻酔が打たれ,意識が遠のいている中,検査が行われたのですが,
お医者さんは,私の意識が遠のいた後に,初めて来て検査だけを行い,
検査後に検査結果の説明はしてくれたのですが,
要は,検査するまで,一度も私に会ってないのです。

今回は,いつも定期的に受診している大学病院から,
(あ,でもご心配なく。元気なのですが,
2ヶ月に1回程度観察の意味で受診しているのです)
検査だけは,麻酔が使えるこの診療所で行ってもらえるよう紹介状を持って,受診している状態で,
この診療所の先生には,私は1年半くらい前に会ったきりなのです。

もちろん,先生は会えば,的確に病状を説明し,対応策も明確に説明してくださる
感じのいい先生なのですが,

なんか,一時でも麻酔で意識も遠のき,決して簡単ではない検査をするのに,
検査前に一度も患者と顔を合わせなくていいのかな?
という疑問と若干の不安を感じました。

そういえば,その定期的に言っている大学病院に行くと,
いつも思うのが,自分がモルモットになったみたい,ということ。
いつも「●●さん」と名前で呼ばれるのではなく,
「619番の方,4診へどうぞー」と呼ばれ,50個位の部屋が並んでいる診察室の一つに入っていくのです。

もちろん,受診する人の数が多いし,
コンピュータによって合理的にシステマティックに処理しなければならないのは分かるけど,なんか,受診する先生がちゃんと患者と向き合う方でないと,非常に非人間的なものになってくるような気がします。


今日の場合,
先生と患者さんが顔も合わせないで,いきなり検査をしたのは,
先生にとっては,今日は非常に患者さんが多くて,お忙しくて,
患者さんが来た。というより,仕事を片づけているという感覚だったんでしょうね。

私自身も,依頼者さんのお話を聞きながら,
法的論点だとか,法的構成を考えて,
依頼者さんではなく,一事件(仕事)として,
受けとてしまうことがあるので,
お医者さんが患者さんを看るではなく,
仕事をこなしているという状態になるのはよくわかります。

そういう意味で,自分自身「ドキ,自分もこんなときあるなぁ。」と思い,反省しました。

十分にとはいかないかもしれないけれど,
どんなに忙しい中でも,
いつも目の前や電話の向こうにいる依頼者さんの心に寄り添って,
今,どんな不安や怒りを感じていらっしゃるのか,
それに共感できる場合は共感を,
きちんと求められるアドバイスをしてあげられるようにしたいと思いました。

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最終準備書面

今日は,ちょっと,仕事での気付きを。

この仕事をしていると,年に1,2回位,

弁護士冥利に尽きるというか,
「この仕事をしていてよかったなぁ~」
という出来事に出会います。

依頼者の方と,ものすごく気が通じあって,感謝していただいたり,
依頼者だけでなく,大げさかもしれないけど社会正義のためにも
絶対,勝たなければいけない事件に勝てたとき等々。

先日,
どうしても勝ってあげなくてはいけない,
でも,証拠がすごく少なくて,訴訟的には難しい事件がありまして。
2年近く,関わってきて,
証人尋問で,相手方が涙を流す嘘の芝居を打ってきて,
「この人,尋問に呼ばなければよかったなぁ…(--;」と後悔したり,
裁判官の補充尋問で,
「えっー!?その質問するって,心証はもしかして…????」
と不安になるようなことがあったり…,
等々,いろいろとドラマがあり,

判決まで,勝つか負けるか五分五分だと思っていたのですが,
なんとか全面勝訴判決を頂きました。

で,判決理由を見ますと,
こっちが出した最終準備書面の構成と理由がベースになっているものでした。

この最終準備書面,
しつこい位に,小さな事実を拾いあげて,積み重ねて,
何度も構成を変えて,書きなおしたもので,かなりの時間を費やしたものでした。


新民事訴訟法で,
最終準備書面は,必ずしも提出する必要がなくなり,

新民事訴訟法以後の某裁判官の論文にも,
「事件の多くは,尋問前までに心証ができていて,
最終準備書面で判決の結論が変わるということは,極めて稀である。」
と記載されていたり,
ロースクールの民事実務の講義等でも最終準備書面については,
その重要性の説明もさほどしない傾向にあったのですが,

やはり,「最終準備書面は重要だ」と,思い至った次第であります。

渾身の,気持ちを込めて書いた書面は,
やはり,通ずるものがあるのかもしれない。

最後まで,あきらめず取り組み,全力を尽くすことの重要性を改めて認識しました。

大切なのは,常にこの全力を尽くす環境(特に,時間管理)を整えることですね。

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10周年

昨日から,1泊,

司法研修所10周年記念大会のため,熱海にいました。

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全国の法曹同期が熱海に集まります。


10年ぶりに会う人,教官も多く,
覚えてもらえているだろうか?等々,今から思えば不要な不安を持ったりして,
ちょっと億劫になったりもしたのですが,
行くと,一気に空気が10年前にカムバック!

みなさん,男性陣は,若干,膨らんでいる方が多かったですが,
10年経っても,意外と変わっていなくって,
「うわぁー,懐かしい!!」

教官に,
「まのちゃん!」と,
当時の愛称に呼んでいただいたのには,その心遣いに,
恐縮してしまいました…。感謝。

クラス別懇親会では,
一人一人,仕事やプライベートの近況報告をしたのですが,
みんな,しゃべるしゃべる!
しかも,話が上手い!

裁判官になった人。
検察官になった人。
弁護士で,ばりばり頑張っている人。ロースクール教育に力を注いでいる人。
刑事事件,人権問題,女性のDV救済等,プロボノ活動に取り組まれている人。
それぞれの分野でみなが真剣に取り組まれていること,
きっと,すごい努力,困難,10年間,いろいろあっただろうに,
こうしてみんな集まって,笑顔で近況報告し合える。

10年前,通算約6か月を一緒に過ごし,
学び・遊んだ,そういう時間を共有した仲間が集まり,
そして,10年前と同じ関係に戻れるというのは,
やはり,想像以上に感慨深いものがありました。



これまでの10年間を振り返り,
これからの10年間を思う。

やはり,節目節目というものは大切ですね。

私の10年間は,子育てと仕事の両立という問題と向き合いながら,
弁護士という仕事,
子育てをしながら仕事をするということ,
そして,何のために生きているのか?
そういう問題と向き合いながら,人生でも一番,いろいろと考えた10年間でした。

仕事を続けること自体も考えたこともあり,
やはり,
こうして,みんなと10年目に会うことができたというのは,
感慨深いものがありました。

10年目という節目を同期と一緒に迎えることができたことに感謝しつつ,
次の10年を有意義に過ごそうと思います。




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35歳!です

先日,35歳の誕生日を迎えました。

はぁ,女,35歳。
もうそんな歳になりましたかぁsmile

というわけで,
ちょうどタイムリーな題名だったので,読んでみました。

      
働く女性が35歳の壁を乗り越えるためのヒント

著者:錦戸 かおり

働く女性が35歳の壁を乗り越えるためのヒント

シングルの人も,

まだ出産していない人も,

子供を持ちながら働いている人も,

現在専業主婦の人も,

女性は,男性に比べて,多様な生き方がありだから,

楽な部分と,迷う部分とがあるんですよね。

働いている母だから,悩みが多いってわけではないのだと,

いろんな女性の視点があることを,改めて認識した一冊でした。

それにしても35歳,

職場でも,私生活でも,歳相応に責任感と経験を身につけたいです。

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