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2011年2月

人とつながる力

うちの子どもが通う保育園では,
毎年1月下旬ころに,
年長の保護者による劇をやっています。

これは,元々,2月下旬頃に開かれる生活発表会で,
年長の子どもが劇をするので,その応援の意味合いがあったと聞いています。

みんな共働きだし,
劇を作り上げるのって,どう考えても大変ですよね!
実際,本当に大変なんです!


ところが,2年前の長女の時のクラスは,
すごかった!
その時の記事はこちら

そして,次女のクラスでも,また劇の時期が来たんですね。
長女の時に,頑張ったのがなんとなく認識されて,
なんとなく,今度は監督を引き受けざるを得ない状況に…bombbomb

次女のクラスも,穏やかで良い保護者の方ばかりなのですが,
長女のクラスの時は,お父さんたちの一部がノリノリで,
「もう,全員参加だぜっ!」ってノリだったので,
私は,脚本と演出だけ考えておけばよかったのですが,
次女のクラスは穏やかだけに,盛り上がりに欠ける予感がしていたんですね…。

数年前のクラスでは,
劇を作り上げる途中で親同士が不仲になってしまったりというクラスも
あったようで,ナーバスになっている方も何人かいて…てな,結構しんどい状況sweat01


でも,どうせ時間と多大な労力をかけてやるならね!
とびっきりいい劇を作るんだー!と腹をくくり,


絶対,子ども達が目を輝かせて,夢中になって見てくれて,
そして,親たちからのメッセージが伝わるようにしよう!
と,決めました。

それと,次女たちのクラスの担任の先生は,年少からの3年間みてくれた,
とても子どもが好きで,まじめで,明るくて,子ども達を正しながらも,
ずっと,長所を認め続けてくれた,本当に良い先生で,
その先生への感謝の気持ちも込めたいな,と思いました。


参考にしたのは,ネット上で児童ミュージカルの自作のシナリオを公開されている
細谷建治さんの童話ノートより「小さなまほうつかいと月の石」という劇。

そこで,脚本を書くにあたり,
劇のテーマを次のように設定しました。
次の文章は,初めてクラスに台本を配った時の挨拶文の一部です。
テーマは,共有するところから始まりますからね☆

「劇のテーマは,ここ〇〇保育園で,友達とともに,
親や先生方達に大切に育てられ,

小学校,そして人生という冒険に旅立っていく子ども達に,
私たち親から送るメッセージということで,

~人を思いやる優しい心をいつまでも忘れずに~

ということで,台本を作りました。

(中略)魔法のように素敵なことって,
必ず,一人だけの力ではなく,
みんなの力が合わさって実現していると思います。

いろんな人の力を集めるためには,人とつながること。

人とつながるためには,人を思いやる優しさが必要です。

なので,何でも願いが叶う「月の石」を手に入れるときに,
優しい心が鍵になるような台本にしました。(中略)

私達親が,この劇を作っている過程で,素敵な人とのつながり方を,
実際に子ども達に見せてあげられたらいいな
,と思っています。(以下略)」

こんなことを考えて,昨年の9月頃から,脚本を考えていきました。

そして,以前はクラスのレクレーションとかに積極的だったのに,
最近転職されてちょっと余裕がなくなって,消極的になってしまっていたお父さんが
「忙しい中,やっぱり,やってよかったー!」
と思ってもらえるように,
そして,みんな忙しい中でも,最後まで気持ちよく参加してもらって,
皆さんが「やってよかったー!」と思ってくれたら,
子ども達に,リアルに親たちが人とつながる姿を見せてあげられる!と思い,

私をご存じの方は,
そんな人を率いてくタイプでは決してない私にも関わらず,
そんな最高のラストをイメージして,劇作成に取り組みました。



でも,劇の前日まで,キャストが仕事で全員揃うことがなかったし,
まだ,なんとなくお互い照れがあるというか,
十分協力はしてくれているんだけど,
盛り上がりに欠けていて,
内心,おぉ,大丈夫か~?というような状況だったのです。

私自身も,照れを捨てきれないというか,

「人を動かす」,「場を仕切る」ことに覚悟が足りていなかったんですね。


でも,ある時,腹を括ったのです。
もう,「ハイテンションな奴だ」とか「なんで劇ごときに必死になるのか」とか,
思われてもいいのだ!
当日,子ども達が夢中になる劇を作るためにやるだけのことはするのだ!と。

多分,参加された皆さんが,全員,そう思った瞬間があったのだと思います。

そして,本番,劇は大成功!!!


本番が間違いなく一番よかった!!!

エンディングに,
「少年少女冒険隊」という曲を親たち全員で歌い,踊ったのですが,

なんと,だれも指示していないのに,
年長の子ども達も,立ち上がって,一緒に歌って踊ってくれたのです!!!!!!

一杯観客がいる中で,この反応の嬉しかったことと言ったらなかったです!!


クラスの保護者の方には,
建築家の方が複数いて,
びっくりするくらい巧妙な大道具・小道具を作ってくださったり,
高校の家庭科の先生をしているお母さんを中心に,
ここまでの高水準の衣装は初めてでないか!?というような衣装を作ってくださったり,
ピアノが得意なお母さんが,クラシックの数々をアレンジしてBGMを弾いてくださったり,音楽学校の方が,音響は全部,CDを作って準備してくださったり,
キャストのお父さん・お母さんも,土日出勤や夜勤もある中,
セリフを覚えてくださったりしてくれました。

まさしく,当初あげたテーマのとおり,

私達親が,この劇を素敵な人とのつながりの中で,

それぞれの得意なことを発揮して,力を合わせて作り上げた瞬間でした。



先生達も絶賛してくれて,

いろんな苦労があったけど,
2年前よりも,大きな山を登れた感覚で,感慨ひとしおでした。



てなわけで,とっても達成感があったので,
その日は,
自分へのご褒美に,保育園の帰り,ハーゲンダッツのアイスクリームをheart01

そして,夜の打ち上げのビールの美味しかったこと!

最高の一日でしたshine


係で一緒にやってくれたお母さん達,そして,クラスの皆様,ありがとうございました!

そして,長文読んでくださったそこのあなたもありがとう!

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