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2011年1月

一つの山を乗り越えて

弁護士の業界では,
同業者間の中で配布される会派の会報誌に,
10年ごとに節目として,
自分の弁護士人生を振り返る記事を書きます(会派に所属している人)。

尊敬する先生の記事は,物の視点を学ぶことができて勉強になること多いですし,
友人らの記事も改めて読むと面白いものです。

私も,いつの間にか,10年経ったので,このたび,書かせていただきました。
一つの節目に,自分自身を振り返る機会が持てるというのはありがたいことだと思います。

何度も書き直す作業をしましたが,
これが改めて自分を見つめ直す機会にもなりました。
結構,読み返すと大仰なことを書いていますが,今の心持ちとしては,偽らぬところです。
せっかくなので,こちらにも載せようと思います。

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おかげさまで無事,弁護士10年目を迎えることができました。

やはり,私にとっては,この10年間は子育てとの両立を抜きには語れません。

弁護士3年目に,長女が生まれ,産後2ヶ月で復帰。
長女を妊娠した直後,
父と祖母が相次ぎ脳梗塞で倒れる等,家庭の事情により,
母を頼りに仕事を続けようと思っていた当初の甘い目論見はあえなく頓挫。
その後,二女,三女にも恵まれ,同業の夫と2人,
試行錯誤しながら必死に仕事と子育ての両立をこなしてきました。
今では,娘達も8歳,6歳,4歳となり,相応の経験も経て,ようやく怒濤の状態が落ち着き,自分のペースができてきたというところです。

母親になって,仕事を続けることは,私の昔からの夢でしたが,
正直なところ,初めの頃は仕事に専念できないことに焦って空回りをしたり,
仕事量を考えずに引き受け過ぎて無理を重ね体調を崩してしまったりと,
随分遠回りをしたと思います。
家族のために仕事を辞めようかと悩んだことすらありました。

10年という節目を迎え,改めて振り返ると,
稚拙・未熟だった自分は,やはり子どもを持ったことによって,
社会や次世代の在り方に関心を持つようになり,
また,子どもを通じて多種多様な生き方・考え方を持つ人達と接する機会に恵まれ,
悲喜こもごも深い感情を体験することができました。

そして,子育てによる時間の制約を受けながら
弁護士という社会的責任ある仕事を続けるという問題に直面して
自問自答を重ね,その方法を模索するという経験を重ねる中で,
弁護士という仕事を続けるという覚悟,
その仕事の重みと責任を一層感じるようになりました。
また,限られた時間で効率的に仕事をこなすワークライフバランスの重要性を
肌で感じることとなりました。
ワークライフバランスは私のライフテーマとなりそうです。

決して平坦な道ではありませんでしたが,広い視野を持ち,
弁護士としての基盤を広げることができたのではないかと思っています。

このように,自分としては,今,一つ山を乗り越え,
また,次の10年という新たな山の麓に立っている感覚を持っています。

次の山では,この10年で体得した視点を軸として,
仕事においても子育てにおいても社会の一隅を照らすという心持ちで,
これをより深く充実させつつ,
活動を広げていきながら登っていきたいと考えています。

最後に,
こうして今,私が充実した気持ちで10年目を無事迎えることができるのも,
三度の出産・育児の度に育児休暇や時短勤務等の多分なご配慮いただいている事務所の先生方,事務局の方をはじめ,
修習生時代も含め素晴らしい助言を頂いた先生方
(今でも頂いた数多くの助言は心の中に残り,時折,襟を正しております),
そして,応援と刺激をくれる同期を始めとする友人達,
そして,快く家事・子育てを分担してきてくれた夫,
夫の事務所の先生方,皆様の支えを頂いたからです。

ここに改めて深く感謝を申し上げます。
この記事を読んで頂いた皆様,今後もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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正解なんてないんだ・2

前回の記事で,正解なんてないんだ。と書きました。

その後,さらに思いついたことを書きます。

正解がどこかにあるんじゃないか?

と,思って生きているということは,
自分ではない,誰か別の人の価値観の中で,生きているということ。

なんだと思います。

自分の心が希求する方向に向かって,生きていく。
それが,生きていくことの本質だと。


往々にして,自分の心の声は,聞こえなくなります。

それは,人と自分を比較したときや,
周りの人に自分だけ違う生き物だと思われたくないと思ったときや,
誰かに褒められたいと思ったとき,
自信が持てないとき。

これらの時は,自分に劣等感を持っている時なんです。

自分は自分でいいんだと自信を持っている時は,そんなことは考えません。

そして,自分の心の声がいつもクリアに自分に伝わること,
そういう状態に自分を維持し続けること,
そう心がけることが重要なのですね。

自分の声に従って生きていけば,目に見える世界は,美しいものになる。

子どもを見るときにも,
そういう誰かわからない人が作り上げた価値観や物差しで,
見ることがないよう,

自分の子供を信じて,眼差しを送り続けたいと思います。

そして,私自身も自分をもっと信じて,
自分の心の声が呼ぶことを,恐れることなくやっていきたい。
そんな風に思います。

久しぶりに,
スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学卒業式辞を聞きたくなりました。
このスピーチは,何度聞いても,真理だなと思います。

彼という天才は,自分の心の声に従って生きてきたからこそ,天才になりえたんだとつくづく思います。

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正解なんてないんだ

こんな歳になって,恥ずかしい話だけど,

告白すると,

私は,つい最近まで(2,3年前?),世の中には正解があると思っていた節がある。

大学を選ぶ時も,学部を選ぶ時も,
就職先を決める時も,
そして仕事をしていく中でも…
決断を迫られるその時その時に…

もちろん,自分なりに考え,自分のWantsを考え,
その時その時で選択してきたつもりだけど,
その選択基準の中に,「これが正解だろう」なんていう要素もあったかもしれない。

だから,正解が見つからない時には,逆にすごく不安に襲われたりもした。

だって,子どもの時から,必ず正解はあったんだよ。
そして正解に辿り着く勉強方法しか,私は教えてもらってなかったなぁ。
速く!寄り道などしてる場合ではなく!って,追い立てられてね。

でも,最近,「あぁ,正解なんてないんだ。」と,
やっと頭だけでなく,腹の底でわかりました。

悩んで,いっぱい自分の頭で考えて,人に相談して,
最後に自分は何を大切に思うかという価値基準を改めて問うて,
選んだ結果は,どれも正解なんです。
たとえ,一見,遠回りに見えても。

だから,子育てにおいても,
決められたレールや,一つの正解を早く確実に辿り着く方法だけではなくて,
いろいろ自分の心が赴くところを体験して,
その結果を受け止めて,
そして,それを肥やしに次に進む。

そういうような目に見えない道を進むわが子を後ろから見守ったり,
一緒に歩むような,そんなイメージをもってやっていきたいな。
なんて,最近,思っています。

今日読んだ本に,こんなことが書いてありました。

「『<生きる>には答えがないってこと?』


 『<生きる>には答えがいくつもあって,だから答えがないのと同じだってこと』


 『ぼくは,生きてみなければ<生きる>の答えは見つからないと思う』」



「幸せの秘訣 …それは毎日,初めて見るかのように世界を見ること。」


良い本でした。映画,観たかったな。

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全ての山に登れ

長女が,まだ1歳の頃,
映画好き(英検ならぬ映検1級)の友人から,

「子どもに,そこらのビデオ見せてたらあかんで。ディズニーみせんと!」

何気なく言われたのですが,
当時,ディズニーDVD高いわと思って,見せてなかったので,
この一言がとても心に残ったことが。

おかげで,我が家には,少しばかりですが,

こんな↓ディズニーDVDがあって(親ばかだなと思いつつ…),
やっぱり,ディズニー,動きや音楽がいいですね。
スペシャルエディションは,パッケージも夢があって美しくて素敵。
どれも買ってよかったと思っています。

あの時,頂いたアドバイスに感謝!


前置きが長くなりましたが(長っ!)

一番上のお姉ちゃんは,もう8歳だし,そろそろディズニー卒業かな?

次に何を一緒に見よう?
と思い,思いついたのが昨年以来,彼女がハマっている劇団四季つながりで,
王道ミュージカル。

昨年12月17日には,あのオペラ座の怪人が,
初日本語吹き替えVer.で放送されたので,録画。
(女性の描き方が,男性視点なのが,教育上よろしいのか非常に気になるが…映像は大変美しい。)
英語Ver.のサントラ買って,聴いてます。


そして,次は,「サウンド・オブ・ミュージック」を借りてきて見ました。
もちろん,日本語総吹き替えのファミリーVer.


いやぁ,これが半端なくよかったです。
私自身,1度見たきりで,ほとんど忘れていたのですが,
出てくる歌がどれも本当に素晴らしい!
あのオープニングも!

中でも,

大佐への愛に初めて気づき,
恐れをなして修道院に戻ってくるマリアにシスターが

「この修道院に逃げ込んでも問題は解決しません。

立ち向かうのです。

そして,あなたにふさわしい生き方をみつけなさい」

と言って歌いだす'Climb every mountain' が印象的でした。

どんなにちいさな道も辿り

虹の果てに見つけなさい

愛の全て託せる夢

人生さえかける夢を


すべての山を登って あなたの夢 みつけなさい


ラスト,マリア達が徒歩で国境越えをするシーンでも流れます。


力強い言葉で,
子どもに贈りたい言葉の一つですね。

(ちなみに,クリスティーナ・アギレラもカバーしてるんですね。こちらも力強くかっこいい)

名作は,やっぱり名作だな~。
このDVDとサントラは買おうかなぁ,と思います。




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感涙!鍵山先生のサイン本

常日頃から尊敬する働くお母さんZAZIさん。

もう,この方は,いつお会いしても満面の笑みで,
クレバーで,優しくて…。
とにかく憧れの働く母の先輩なんです。

そんなZAZIさんが,鍵山秀三郎先生の本を送ってくださいました。

      
正しく生きる 人として大切なことは何か

著者:鍵山 秀三郎

正しく生きる 人として大切なことは何か

なんと,鍵山先生のサインまで…感激。
鍵山先生の字,とても丁寧でお人柄がうかがえますね。
8

「心あるところに宝あり」

頂いた言葉,胸にしかと受け止めたいと思います。


さらに,ZAZIさんの一杯のメッセージが書かれたカードが添えられていました。

鍵山秀三郎先生の「凡事徹底」は,
人生に役に立った本の一つに必ず入る私の大切な本で,それを知っているZAZIさんが,
鍵山先生の講演に誘ってくださったのですが,日程が合わず行けなかったのです。
そして,この本を送ってくださったのです。

私が逆の立場なら,講演にお誘いすることはできても,
ここまでのことができるかしら…?

こんなこんな素敵な心遣いができる女性になりたいものです!
そして,身近にこのような素敵なロールモデルがいることって,ありがたいですね。

感謝confidentheart02


      
凡事徹底―平凡を非凡に努める (活学叢書)

著者:鍵山 秀三郎

凡事徹底―平凡を非凡に努める (活学叢書)

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Lands'end のシャツ

あまりシャツは着ないんですけどね。

これは,便利なのでお勧め。

アメリカの通販 Lands'end の ノーアイロンストレッチシャツ

本当に,洗って干すだけで,アイロンがけ不要です。

白無地とストライプとを1着ずつ持っていますが,
もう5年近くもっています(但し,元々着る頻度は高くないです)。

特に,働く母は,アイロンをかける時間が惜しいので,これは一度ご覧あれ!

(アフィリエイトではありませんのでね。ご安心を。
このブログでは,本以外はアフィリエイトではありません。
本は,アマゾンのを利用していますが,ご存知かと思いますが,微々たるものです。レポートがくるので,反応率がわかるのが,ちょっとした励みになっていまーす。念のため
happy01

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参鶏湯

東京(厳密には,埼玉県和光市ですが。私にとっては東京なのさnote
6か月程,修習で過ごしていた時に,
赤坂の韓国料理店で食べた参鶏湯の味が今でも忘れられません。
本当にあれは美味しかった…heart04

その時,一緒に食べた親友が,
久しぶりの電話で,「絶対,お勧め!」と言って教えてくれたのが,

以前,記事でも紹介させていただいた
行正り香さんの本↓に載っている参鶏湯。



あの時の赤坂の味が自宅で1時間で簡単に蘇る!!とのことなので,
早速,皆様にもシェアさせていただきます。

私も,早速,本を買って,つくってみようと思いますheart04

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2011年。

明けましておめでとうございます。

このブログを読んでくださっている皆様,本当にありがとうございます。
今年もよろしくお願いします。

「読んでるよー」と言われると,
嬉しくなる小心者です。
時々,「読んでるよー」と声かけてくださると嬉しいです。

***************************************************

今年をどのように過ごすか?皆さんは,考えられましたか?
年始にちゃんと考える時間をもつとよいようです。

私もちょっと考えてみました。

全体のテーマとしては,
「責任感をもって,各分野を深めていく。
そうすることによって人としての器を少しでも広げたい」
ということになるでしょうか(照れ…)

今春には,次女も小学校に入るので,
少しずつ重心を仕事に傾けようと思っています。

後は,勉強しようと思います。

ちなみに,子育てに関する自分との約束は,
① 送り迎えは笑顔で
② 子ども達への眼差しを常に意識する
③ 食事はできるかぎり手作りで
④ 月1回は,自然の中でおもいっきり遊ぶ
⑤ 月1回は,頭のよくなる休日を
⑥ 週末1日は,一緒に過ごす。
⑦ 日常,絵本,数,考えることを言葉にしてゲーム感覚で一緒に楽しむ。
です。

できてないのか,と,きちんとされている方には唖然とされてしまいそうですね。

私の場合,
仕事が忙しくなったりすると,心の余裕がなくなって,おろそかになることがあるんです…coldsweats01

きっちり,やっていこうと思います。

仕事に関する目標は,ここでは控えますね(笑)。

友人は,その年の目標をプライベートと仕事に分けて手帳の裏表紙に明記していました。
私も今年はちょっと真似してみようと思います。


後は,日々,よいリフレクションを返せるように尽力すること。

これが一番,大変なんですけど,
楽しみながら,今年も進んでいこうと思います。

皆様,今年もよろしくお願いします!





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