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木を植えた男

素晴らしい本でした。

木を植えた男

著者:ジャン ジオノ

木を植えた男

「人びとのことを広く深く思いやる,すぐれた人格者の行いは,

長い年月をかけて見定めて,はじめてそれと知られるもの。

名誉も報酬ももとめない,まことにおくゆかしいその行いは,

いつか必ず,見るもたしかなあかしを,地上にしるし,

のちの世の人びとにあまねく恵みをほどこすもの。」




という書き出しではじまります。

南仏を舞台に,
妻子を亡くした孤独な男性が,
荒廃した土地に黙々と木の種を植え続け,
人知れず,大地を再生させていく話。

今を渦巻く,
短絡的な成功や,絵にかいたような欲望。

そのようなものとは相反する次元にある

人間の尊厳。

徳。


そういう忘れられやすい,
目に見えにくい大事なものを
一人の名もなき男の一生と美しい絵で,
心に深く沁みわたって思い出させてくれました。


なんだか,とっても心を揺さぶられました。

高学年向きかな。
でも,我が家の子どもたちも(さすがに,4歳の子には難しすぎたようだったけど),
難しいながらも,読後は,何か感じ入った様子でした。

側において,時折,見返したくなるような,そんな絵本です。



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