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2010年11月

木を植えた男

素晴らしい本でした。

木を植えた男

著者:ジャン ジオノ

木を植えた男

「人びとのことを広く深く思いやる,すぐれた人格者の行いは,

長い年月をかけて見定めて,はじめてそれと知られるもの。

名誉も報酬ももとめない,まことにおくゆかしいその行いは,

いつか必ず,見るもたしかなあかしを,地上にしるし,

のちの世の人びとにあまねく恵みをほどこすもの。」




という書き出しではじまります。

南仏を舞台に,
妻子を亡くした孤独な男性が,
荒廃した土地に黙々と木の種を植え続け,
人知れず,大地を再生させていく話。

今を渦巻く,
短絡的な成功や,絵にかいたような欲望。

そのようなものとは相反する次元にある

人間の尊厳。

徳。


そういう忘れられやすい,
目に見えにくい大事なものを
一人の名もなき男の一生と美しい絵で,
心に深く沁みわたって思い出させてくれました。


なんだか,とっても心を揺さぶられました。

高学年向きかな。
でも,我が家の子どもたちも(さすがに,4歳の子には難しすぎたようだったけど),
難しいながらも,読後は,何か感じ入った様子でした。

側において,時折,見返したくなるような,そんな絵本です。



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言葉の使い方,選択,針の穴…

最近,いろんな人とお会いして,実感していることがあります。

男女問わず,素敵な人は,素敵な言葉を使っている。

前向きな言葉。

爽やかな言葉。

相手のことを大切にする言葉…


先日の記事「日々使う言葉」でも書いたとおり,
今,とても言葉に敏感になっている私です。

余裕がなかったり,
自分の価値観等に固執すると,

ついつい自分の経験・立場からだけの一方的な言葉を使ってしまうのですね。




最近,
「あぁ,そんな言い方しなくてもいいのになぁ…」
と悲しくなってしまう場面に何回か遭遇しました。

でも,
相手にそう言わさせてしまっている私にも,問題があるのかもなぁ。

と,こういう機会が示唆してくれていると捉えて,
もっと,広い,高い視点,「鳥の眼」を持って,
大らかに人と接するようになりたいと思います。


自分の意見が正しい!とか,
なんでわかってくれないんだろう?
なんて,思ったときは,

一旦,足を止めて,「針の穴。針の穴。針の穴から物事を覗いていないか?」と,
立ち止まるようにしています。

私達人間は,物事に対する「反応」を「選択」できるのですから。


というわけで,
以前読んだ本を久しぶりに読もうと思います。↓


女,36歳。
もう少し,大人な振る舞いができるようになりたいものです。

「反応」に対する「選択」についても
もう一度学んで,少しずつでも体得していこうと思います。

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親力

子育て,教育。

実を言うと,私,ちょっと,いやかなりコンプレックスがあります。

仕事をしている,忙しいという言葉にかまけて,
ちゃんとできていないんじゃないかなぁ~っていう。

そのコンプレックスを象徴するかのように(!),我が家には,教育本が結構山積みなっていて,でも,購入したものの怖くて,読めないというcoldsweats01 積読本が一杯。

先日,家の整理で数えてみたら,読んでない本10冊以上ありました…。

親に教育方針という軸がしっかりないと,
子どもが振り回されてしまうし,親も学校や塾やらの情報に振り回されてしまいますもんね。

で,これはちゃんと向き合わなければ,と,ちょっとまじめに向き合うことに決めました!

早速読んでみたのがこの本↓ 買ってから2年近く読まずじまいでしたが,良い本でした。


この本でいう「親力」とは,「親の教育力」のこと。

1章 子どもの「楽勉(楽しく勉強する方法)」をプロデュースする
2章 学力・人間力を伸ばす習慣
3章 幸せな親子関係の作り方
の三本立て

この本を読んで,なるほど!と思ったのは,

① 熱中体験を子ども時代にさせてやる。
  ウルトラマン等の一見,大人から見ると役に立たないということに夢中になる子がいる
  けれど,
  「自分で好きなことを見つけて突き進む力」というのは,
  「豊かな人生を切り開く基本的な才能」である。
  として,著者は,肯定的に受けとめます。
  そして,「究めさせてやる」ことを親に勧めます。

  究めて,「〇〇博士」になると,子どもは自信がつくそうです。
  そして,究められる力は,その後も役に立つ。
  そして,好きな物から,少しずつ興味の幅を広げさせてあげるとよいそうです。

  これには,なるほど~!と思いました。

② 家族写真は,愛情確認のためのツール。
  子どものアルバムは,お正月や誕生日等,節目節目に家族で開き,
  そして,その時の写真には,「親も一緒に」写った写真であるように。

  はよ,アルバムにせな。。。

③ 4月に子どもの教科書に目を通し,子どもが学ぶことを把握して,
  「ほんの少しの『レディネス』」を親が用意してやる。

  ちょっとでも,「これ,知ってる!」と思うと,
  授業の時の子供の意欲が全然変わるそうです。

他にも,有益情報満載でした。

そして,私の心に触れたのがこの言葉。

「気がついた時から,今から出来ることを淡々と粛々とやればよい」

焦る必要ないんです。子どもの力を信じて,淡々と。粛々とhappy01

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日々使う言葉

子どもが3人いると,気付くと,

「あれしたらだめ!」
「これしたらだめ!」
「何やってるの!だから~でしょ!」

と,否定的な言葉ばかり口に出していることがあります。

そんな自分にうんざりするし,
子どもは私以上にうんざりすると思うので,

ここ1年くらい,肯定的な言葉を口にするように気をつけてきました。

例えば,
我が家の場合,子どもたちが少食気味で,ご飯の時間,しばらくすると,
立ち上がろうとしたりするので(下の二人),
「座りなさい!」とか,
「おしゃべりばかりしないで,食べなさい!」とか,
「前を向いて!足直して!お箸の持ち方おかしい!」とか,
夕ご飯のとき,否定的な言葉のオンパレードになりやすいですが,

こどもがだめなことや,失敗したときに叱るのは,
マイナスを0に戻す効果しかないし,
否定的な言葉が飛び交う食卓というのも味気ないなぁ,と思い,

「お母さん,みんながちゃんとご飯を食べてくれたら,嬉しい顔するよ!」
って,言うと,

みんな,私を見てみて!という感じで,
大きな口を開けて,もぐもぐ食べてくれます。
その時に,私がニコッー!happy01heart04とすると,
笑ってもらったのが嬉しいのか,
子どもたちもニコニコッー!shinehappy01shineと嬉しそうに食べてくれます。

そうすると,食卓の雰囲気も,ぐっといい感じになるんです。

前に,次女の同じクラスのお母さんが,
この前,自分の息子が珍しくお茶碗のごはんを一粒づつつまんで,
残さずきれいに食べていたので,「今日は,どうしたん?」と,聞くと,
「ちーちゃん(うちの次女)がな,『お米の一粒一粒には神様がいるから,
残したらいけないんだよ』って教えてくれてん」って,言ってたのよー。

と教えてくれました。


なる程。「残したら,バチが当たるよ!!!!」とか,
「なんで,残すのっ!」とか
否定的な言葉で言われるより,
「神様が一粒一粒に宿っているから,大切に食べよう」と思って,食べる方が,
ご飯が体に入ってからも,心地いいし,より身に付きそうですよね。

そんなことを言った次女。ちょっと感心してしまいました。


他には,

寝る前,夫にも子どもにも
毎晩「今日も一日,ありがとう」と言うように心がけています。

これも,言うと,とても空気がよくなって気持ちいいですよ。

プラスの循環が始まるんですね。


いつもいつも,否定的な言葉を使わずに過ごせているか?というと,
難しいときもあるけれど,
少しずつ,少しずつ,日々,自分の言葉を気をつけて使っているうちに,
逆に,他の人の使う否定的な言葉に気がつくようになりました。

否定的な言葉を使わなくなると,
否定的な言葉を使っていた時には見えなかった世界が見えてくるようになります。

その世界は,ずっと明るくて心地いいです。



1年間,夫婦で言葉に気をつけてみて,ぐっと家族の雰囲気もよくなってきました。

子どもも前よりもずっと笑顔が増えて,ぐずることが少なくなってきました。

肯定的な言葉を使うと,相手のモチベーションがあがります。
やる気が出ます。

思考がプラス思考になってきます。
プラスのスパイラルに乗り出すんです。

これってね,幸せになる大きな要素だと思います。


日々使う言葉を前向きにする習慣は,とっても大事だと感じています。


親って,誰でも,子どもに幸せになってもらいたいです。
そのために子どもに残せるもの,伝えられるものって,何だろう?
って,よく考えます。

それは,多分,お金とかではない。
何でも前向きに考えられる思考習慣。

これって,とっても子どもに伝えるべき大事なものの一つだと思います。

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メイシーちゃんのお家シリーズ

絵本の記事を書くと,止まりませんhappy01heart04

前記事に,

どんなにきみがすきだかあててごらん (児童図書館・絵本の部屋)

をよく,出産された人のお祝に贈ると書いて,連想したのが,
こちら↓「メイシーちゃんのくみたておうちシリーズ」

本を開けると,お家のお部屋がいっぱい立ち上がってきて,
紙だけど,
お人形やおままごとの部品がいっぱいあって,
子どもはかなり遊べます!

我が家は,長女が2歳のときに,夫が「メイシーちゃんのおうち」を買ってきて以来,

子どもたち大好き!

徐々に,「のうじょう」,「あたらしいおうち」と増えていき,

今でも,三人で,ごそごそと三つのお家を取り出して組み立てて,遊んでいます。

2000円前後なので,お子さんのいるお家の手土産にも喜んでもらえます。


これ,お勧めですよ~!

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