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2010年10月

どんなにきみがすきだかあててごらん

また,また,柔らかい記事ですhappy01


すごーく,すごーく難しい質問だけど,

「あなたが一番好きな絵本は何ですか?」

と,もし聞かれたら,

私,この絵本を挙げる可能性,かなり高いです。


どんなにきみがすきだかあててごらん (児童図書館・絵本の部屋)

著者:サム マクブラットニィ

どんなにきみがすきだかあててごらん (児童図書館・絵本の部屋)

あなたのことが大好きだというこの気持ちを,

どうしたらありのまま伝えることができるだろう?


恋愛に限らず,こんな気持ちになったことありませんか?

そんな気持ちをチビウサギとデカウサギが,
いろんな方法で,相手に伝えようとするお話。

絵がきれいで,可愛くて,相手を想い合うチビウサギとデカウサギが愛おしくて,

そして,読んだ後,ジーンと心に温かい余韻が残る素敵な絵本です。


職場の人や友達が出産する時,簡単なお祝いや手土産に贈ることの多い絵本です。

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ひかりの里のハル

ちょっと,固い記事が続きましたので,今日は柔らかい話題をcherry



先日,修習生のための選択型実務修習の中の
人権・男女共同参画という講座の中の1コマだった,

「弁護士のワーク・ライフ・バランス座談会」

なるものに,縁あって3名のパネリストの内一人として参加させて頂きました。
(最近,なぜかWLB漬いてるんです…。座談会の感想は,また後日,記事にします。)

その際,パネリストの一人に,大平光代さんのご主人様がいて,
最後に,大平光代さんが作成された絵本を「お子さんに」と頂きました。

ひかりの里のハル

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この絵本は,大平先生が作成されたステンドグラスを,
大平先生自身が写真に撮影して,
文章も加えて作られた絵本だそうです。

ステンドグラスが,本当にデザインも色合いも美しくて,
子どもに読み聞かせながら,
家族みんなで「わぁ,きれい~!」と声を上げながら読みました。

三女は,読み聞かせ後も一人で頁をめくって,
絵を眺めていました。
子ども心に惹かれるものがあったのだと思います。

次の日,長女が,「読んで」って,持ってきたのはこの本でしたhappy01


ご夫婦は,授かったお嬢様がダウン症でいらしたので,
山里に引越をされて,
今,時間がゆっくり流れる自然の中で,豊かな生活を送られているとのお話でしたが,

その丁寧で,豊かな時間がこちらまで伝わってきて,

心が豊かになる絵本でした。


大平先生の著作,有名なのにまだ手に取る機会がなかったので,読ませていただこうと思いました。(「今日を生きる」と「陽だまりの時間」の表紙の写真は,ご主人さまが撮影されたそうです)

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マミートラックに気をつけて

前記事,瀬地山先生の講演で,目から鱗だったのが,マミートラック。

時折,言葉には触れていたものの,その真の怖さには気付いていませんでした。



真のワーク・ライフ・バランスを実現するためには,
均等支援両立支援が必要
だということです。

これは,

1.男女の均等支援も,子育てと仕事の両立支援もなされていない職場は,
  「昭和型化石企業」

2.男女の均等支援がされているけど,子育てと仕事の両立支援がされていない
    職場は,男女とも「モーレツ社員」しか生き残れない職場。

3.子育てと仕事の両立支援はなされているけど,男女(ないしは,
  子育てしている人としていない人との)均等支援がなされていない職場,
  ないし子育てしながら働く人が歩む職種が限定されている場合
  これをマミートラックというそうです。

  マミートラックがある職場の特徴は,
  管理職に子持ちの女性社員がいないということ。

  


要は,子育てと仕事の両立は可能であるけれども,
両立を選んだ人には,責任ある仕事を任されることはない。ということでしょうか。
企業内の専門職がマネージメントの部門に配属されないのと似ているのかも知れ
ません。

私の場合,マミートラックを進みかけていたかも,と気付かされ,ちょっとぞっとしました。


早く帰る(と言っても5時か6時)から,給料は減らしてもらっても構わない。
私の業界では,出産後復帰した女性弁護士は,そういう人が少なくありません。

今後,子どもを抱えながら,どうキャリアを作っていくのか?
今,復帰した女性弁護士みんなが,ずっと考えていることです。



あなたの会社,業界ではどうですか?
子育ての時間を確保している社員も能力を正当に評価され,
かつ能力を発揮する仕事が与えられ,他の社員と同じように評価されているでしょうか?

ついつい,子育てと仕事の両立に必死になって,
キャリアの行く末を見失いがちですが,このマミートラックに填り込まないよう,
慎重に考えないといけないですね。

状況を大きく変えることは困難でも,少しずつ少しずつできることをやっていく。
そんなことを重ねていく中で,周囲の考えが変わっていくといいな,と思います。


志は高く,時折,日々の小事に埋もれない高い視点で先を見据えて,
そして,また足元の一歩一歩を見つめ歩き続ける。



そして,いつの日か,

4.均等支援両立支援もなされたワークライフバランスをみんなが実現できますように!

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弁護士のワークライフバランス

2010年10月4日 大阪弁護士会で,
東京大学大学院 総合文化研究科教授の

瀬地山 角(せちやま かく)先生による
「お笑いジェンダー論 ~ワーク・ライフ・バランスを考える~」

の講演がありました。

ワーク・ライフ・バランスとは,何か?
という基本的な理解をすることができ,非常に素晴らしい講演でした。

要点は次のとおり。
非常に分かりやすく,重要な視点だと思いますので,読んでください。

① 「ワーク・ライフ・バランス」は,少子化対策の終着点である

  1994年から始まる政府の少子化対策は,
  そもそもは,「家庭における女性による育児」という発想から
  様々な社会政策が重ねられたけれど,その間最近に足るまで,
  一向に出生率が伸びなかった。

  ここから,少子化の問題は,女性だけの問題ではなく,
  男性も含めた働き方を変えなければ解決しない
ということころに行き着き,
  2008年にワークライフバランス元年を迎えたそうです。

  (ちなみに,日弁連では,2008年3月に,大阪弁護士会では,2009年に男女共同参
   画推進基本計画をそれぞれ策定されています)

② 男性の働き方を変えるためには,企業や社会の考え方を変えなければなら
  ない。
 
  
   瀬地山先生は,「植林をしない林業者と植林をする林業者」を例え話として挙げて
  いらっしゃいました。
   植林しながら伐採を行う方が,時間もかかりコストもかかる。
   しかしながら,植林しないで伐採だけを行うと最後は,保水力を失った森林から
  大災害が起こる。少子化問題も,コストと手間がかからない男性ばかりを雇って
  いれば,最後に少子化という大災害が起きる点で同じだと。  

   そして,高度経済成長期の時と現代は違う。
   男性だけが一家の収入を支える一頭立て馬車ではなく,一人あたりの収入は
  下がるかもしれないが夫婦で働く二頭立て馬車の方が,家計全体の収入も上が
  り,リスクも分散されるのではないか?

     少子高齢化社会
   =みんなで働かないといけない社会
   =みんなで子育てをしながら働く社会
   =昔(今?)のような長時間労働では困難
   =働き方を変えよう
   =新しい社会を構想しよう

③ 弁護士白書を見て,その長時間労働(週60時間以上働いている男性40歳以下で
  57.4%)に驚いた。
  こんな長時間で働いて子育てができるはずない。

  そのための解決として,各人の収入は今よりは下がるかもしれないが,人数を増や
  し,仕事量を減らしてはどうか?と提案されていました。   

 

先生のワークライフバランスの考え方は,誌上講座の記事が参考になります。

これだけを見ると,堅苦しそうに思われるかもしれませんが,先生の著作が「お笑いジェンダー論」と題するだけあって,ずっと笑いが絶えない楽しい講演でした。

他にも,ご自身が共働きで子育ての7,8割を担ってらっしゃる経験から,数々の名言や示唆がありました。

・ 「子育てで男にできないことはない」(同感!!)

・ 離婚率は3割5分(1970年代は1割だった)。専業主婦で,永久就職できたという感覚
 は危険極まりない。

・ 専業主婦は,大都市圏・高階層に集中している。保護すべき対象は,専業主婦では
 なく,母子家庭等の低所得者等に集中すべきである。

・ 第1子出産後仕事を継続している女性の割合は,女性の25%と,1985年から
 2004年頃の間で全く比率として変わっていない。

・ 「働く人間の背後には必ずその人によるケアを必要とする人間がいる。」企業は,
 男性社員の背後にいる高齢者や子どもの存在に配慮を。

等等…  書ききれませんが,非常に頭の中が整理され,感銘を受けたのでした!

先生のブログは→ こちら (弁護士会での講演のことも書かれています)

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アウトプット,アウトプット!

10月に入り,涼しくなって,調子上がってきていますmaple

子どもの頃から,春・夏はエネルギーダウンしているんですよね。
(後に,春夏秋冬理論的にも,私の場合,3月から9月までは,秋・冬の時期なので,妙に納得したわけですが)

というわけで,毎年,春・夏の頃にブログの更新がめっきり減るのもそのせいかと…。


でも,最近感じていることなのですが,
ブログに限らず,
アウトプットしないと,だんだん自分のキャパ・許容量が減ってきて,
インプットも上手くいかない感覚
があるんですよね。

というわけで,今年の夏は,あまり本も冊数読んでいません。
(そうそう,読書メモは,しばらくやめてみます。
本当にメモだけになってしまっているので)

そんなわけで,アウトプット,改めて重要だと再認識しているわけです。
効果は二つ。

1つ目は,
身に付けた情報は,話したり,書いたり,表現したりすることによって,
発信していかなければ,
自分の中でも上手く消化されません。

分かってるつもりでも,人に話してみると,端的に伝わらなかったり,
書いてみると,意外と自分が理解不足なことがわかったりすることありませんか?

アプトプットすることは,もう一度,自分が受け取った情報を咀嚼し直すという作業を頭の中ですることになります。
これが,意外と,後々,自分の財産のように正確な知識として身についていると経験上思います。

仕事でも勉強だけして,実務で利用しない知識は,
意外といざというときに役に立たないものです(多数の経験あり…)。


もう一つ目のアウトプットの効果は,
自分が面白いな,これを誰かに知らせたいなと,発信していくうちに,
自分が何に興味をもっているのか,
自分が何を語るときに一番興奮しているのかがわかってくるということです。

はじめ,自分の眼の前に,もや~っとしていた,雲のようなものが,
だんだんと,これだ!っというように,焦点が合ってきて,
一つの「点」に集約されていくような感覚です。

私の場合,この「点」(コアな部分)が,ワークライフバランスだと気付くのに,
35年かかりましたから。

自分の好きな物をアウトプットしながら並べていくうちに,
その先にあるなぜ,それが好きなのか?
が,見えてくる。それが,あなたのコアな部分かもしれません。

中には,人にアウトプットしなくても,
自分のコアな部分が分かっている人もいるのかもしれませんが,
「私,何がしたいのかわからないの~」と感じている,以前の私のような人には,
まずは,小さなアウトプット(仲のいい人に自分の好きなことを語るくらいでもいいのです)
から,してみることをお勧めします。




自分の知識や経験,強みは,
言語化して,発信することが重要です。

それは,家族に対してもそうだし,同僚や仕事で会う人でもそうだし,
今,ブログを読んでくれているあなたにも。

インプットとアウトプットのバランスが取れるようになると,
振り子がうまく振れるようになって,
どんどんエネルギーが増大していくような気がします。

なんて,ことを考えていたら,
佐藤尚之さんブログにも「出せば入ってくる」と,
同じ趣旨(だと,私が失礼にも勝手に思っているだけかもしれませんが)のことが書かれてあって,大いに勇気をもらった気になりました。

私の文章はともかく,さとなおさんの文章は,ぜひ読んでみてください↓

アウトプットはインプットを呼ぶ 

アウトプットのススメ





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自分が作っている自分の枠


私の大好きな スピッツの 3年ぶりニューアルバム 10月27日発売です。

あぁ,待ち遠しい。


恋の歌のキュンとした感じが,わかる~!と,大好きで,
聞くたびに,一気に学生時代に心が戻るので,
人生のBGMだのなんだのと言っているくせに,

実は,未だコンサートに行ったことがない。

他のアーティストのには,行っているのにねぇ。

今でも後悔していることの一つに,

忘れもしない平成20年2月14日バレンタインデー,
スピッツが,今は建て替え中のフェスティバルホールでしたコンサート。

当時,育休中で,すごく行きたかったのに,
そして,家族もいいよと言っているのに,

まだ,1歳の子を置いて…とか,
お休みをもらっているのに,遊びに行くのはどうか…とか,
いろいろ自分に縛りをかけちゃって,行かなかった。

今なら,迷いなく行ってたのに,あの時,自分の中の何が,私を行かせなかったんだろう。

自分が,自分自身に作ってしまっている自分の枠ってなんだろう?


私にできるはずなんかない

そんなことをしても意味がない

そんなに高いものは手に入れることができない

休みを取ることなんてできない


なんて,自分で自分の枠,作ってないですか?

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